「目標確認。いつでも合図ちょうだい」
「へえ、そうなんですね。こっちに来て学ぶ事が多くて困りものですよ」
「あ、ちょっと、撫でないでってば」

【名前/原型】 キョウ(Kyou)/ ジュナイパー♂
【学年/年齢】 1年生 / 17歳
【身長】 165cm
【一人称/二人称】 ボク / アンタ、呼び捨て 普段は敬語(仲間内にはタメ語)
【呼び方等】(先輩、先生)〜センパイ、〜センセイ (同学年)呼び捨て
【好き/嫌い・苦手】 任務の報酬、 人間観察 / 馴れ合い、任務以外のこと全般

「単に無趣味でつまらない人種ですよ。どうぞボクのことはお構いなく」

 常に気怠さを感じる表情の少年。淡々と喋り、年齢不相応に落ち着いている。
人に興味を示さず、思考も図太く。我が道を貫くスタイル。常に単独行動を好む。
授業態度、学園生活も黙々とこなしており素行が悪いことはなく。だが成績は平均すぎるくらい平均。
目立つことなく密やかな行動をとり、会話の途中でもいつの間にか姿を消している。
意図的に気配を消しているので足音も無音。
学友たちとは最低限の交流に留めており、プライベートも非公開。
敬語で喋っているが、一線隔てる目的で使用していますという態度を露骨に出しているのもあり、交友関係は狭く浅い。
 寮でも部屋にいるにはいるが、ほとんどどこかに出かけているようで自室で過ごす時間はごくわずか。
そんな学園生活で「良い」と思っているところは、『食事が美味しいところ』『周りがお人よしが多いところ』。
個性豊かな人間が集まっているので、唯一の趣味であり仕事の参考に繋がる人間観察が大いに捗っている。

「第一、チームだと聞いてなかったんですよ。契約詐欺ですよ。報酬が悪ければ即破棄でしたから」

 正体はリッチユーガ家の雇われスナイパー。双子が卒業するまでの短期契約で、護衛の任務として入学をさせられた。
元々敵対組織に所属していたが、報酬が魅力的だった為あっさり鞍替えした狩人。
傭兵として所属を転々としてきた狙撃手であり、過去これまでも単独行動ばかりしていた。
裏切って転属したものの、契約内容が「チーム行動」だったことを後から聞いて後悔をしている。
その上、裏切り者の自分に対してなぜか馴れ馴れしい先輩たちのノリについていけず、振り回されている。
雇い主への忠誠心が薄いので、自分と真逆に忠実で熱心に敬愛している二人のことは少し面白いと思っているが、これは内緒にしている。
普段はクールぶっているものの、そんな二人の前では年相応の少年な態度をとってしまいがち。
それはそれとして、契約詐欺を根に持っていることもあり、他所に魅力的な契約先があればさっさと縁を切って離れたいと思っている。

 物心ついた時から既に狩人業をしながら各地を流浪していた。それ以前の記憶が朧気。
キョウという名前も本名か判断できないが、唯一持っているものなので手放さずに使い続けている名前。
おそらく家族では末っ子だったのだろう、甘やかされることに文句は言うものの素直に受け入れてしまう。
   

「標的捕捉、狩り開始」

 魔法媒体は使い捨ての矢のレプリカ。弓に番えることで魔力を集積、高速で撃ち放てる。
目標に到達するよう軌道を描き、高精度で追尾する。
相手を射抜くまでに矢は壊れるので、物的証拠を残さず仕留められる。
弓本体も伸縮自在で、常に携帯している。
 また、併せて魔法道具のゴーグルを愛用しており、索敵や標準固定に使用している。    

◆絡み◆

★ツダンさん(@るくさん)、レティさん(@さがらさん)
スナイパー仲間の先輩。契約に含まれていたので仕方なくチーム行動をしている。
実力を認めているが、年下扱いされるので不満顔。
学年の都合上先輩呼びするが、プライベートでは呼び捨てにしている。
「要件は終わった?じゃ、ボクは仕事に戻るね」
★シャルルくん(@るくさん)、リアム(@拙宅)
雇用元のご子息で護衛対象。素性を知られないていないものの、接触は最低限にしている。
「本当に呑気な人たちだ…」
その他友人関係等はお気軽にお話ししたいです。ネタ枠なので恋仲、親族は募集しておりません。
◇榧子Twitter)  連絡先→lunacyballade_ky★hotmail.co.jp