「♪、♪、♪、たのしいね、みんなもそうだね」
「…こわいゆめ、みたきがした。でもわすれたから、いい」
「うん、みんなとおしゃべりしてたよ。ね、ワンワン」


【名前/原型】 メイラン(Meilan)/ クルマユ♀
  フルネーム:ヤオ・メイラン(Yao Meilan)
【学年/年齢】 2年生 / 17歳
【身長】 150cm
【一人称/二人称】 メイ / あなた
【呼び方等】 敬語が使えないので子供のように話します。
 (先輩、先生)あだ名+せんぱいorせんせ  (同学年、年下)あだ名
 ◇あだ名の法則・・・名前1〜2文字程度+ちゃん
【好き/嫌い】人形遊び、睡眠、裁縫、可愛いもの / 勉強、辛い食べ物、怖い夢

「メイはかしこくないから、むずかしい」

 物静かで影の薄い、素直な少女。
年不相応な幼さが残る性格で、少し拙い喋り方をする。
幼子のような愚直さがあり、人の言うことを鵜呑みにして自身で考えることをあまりしない。
よくひとりで鼻歌交じりで、浮き足立ったようにふらふら口内を徘徊…散歩している。
突出した才もなければ将来性も見出せない為、心配した祖父母の勧めで学園に通っている。
身体能力は凡人、運動神経の悪さと不器用さは凡人以下、学力は物忘れが激しいため下から数えた方が早いレベル。
また、人の名前を覚えることが苦手で、あだ名をつけて呼ぶようになった。
 趣味は裁縫で、友達(人形)に服を作ってあげること。ただ不器用なのでいつも手指は包帯だらけ。
得意では無いが好きな事なので続けている。

 感情の変化や口数は少ないが、スイッチが入るとわーっと一度に喋り出す。所謂コミュ障の類。すぐ黙る。
イマジナリーフレンドと人形遊びをしている方が多く、楽しそうに壁に向かって会話をよくしている。
いつも使い魔の『ワンワン』を連れており、幼少期からの付き合い。
引きずったり座椅子にしたりと扱いは雑。

「おようふく、つくってあげる♪」

 得意魔法は『自我のないものを動かす』こと。
媒体は糸紡ぎのスピンドルで、魔力を糸状に束ねて貯蓄していく。
元々1人遊びをする目的で発達した魔法で、その糸を自我のないものに繋ぐことで操り人形のように動かすことが出来る。
まだメイランはこの魔法を物を手繰り寄せたり、人形遊びにしか使えない。
ワンワンは一応自我があるので操る対象外。    

「さみしくないよ、おうちにかえればあえるから」

 家族構成は、大魔法使いの祖父母のみ。
メイラン曰く「パパ、ママ、にぃに、ねぇね」もいる。らしい。
昔は国外に住んでいたが、祖父母に連れられ実家のあるこの国まで引っ越してきた。

◇使い魔・・・ワンワン/クルマユ…ではなく、サニゴーン
 入学するにあたり祖父母から預けられた。クルマユだと思い込んでいる。
寒そうだったのでお洋服を作ってあげたが、あまり気に入ってないようで悩んでいる。
強い魔力を持っているが、魔力の糸で編まれた衣服のせいであまり感知できない。

交流にあまり関係のない話。※死表現あり(クリック開)

「パパたちどこにいったの?さみしいよ…」
 国外に住んでいた頃、禁忌である死者蘇生術を行使しようとしたメイランの両親は事故死した。
蘇生対象は薬草を取りに行こうと入った山で滑落した兄と姉だった。
両親の死に関わった事故は凄惨なもので、その場にいたメイランは錯乱状態に。
事情を知った祖父母が精神療養の為に幼いメイランを引き取り、この頃の記憶を封印する呪符(耳飾り)と、
呪符の効果を高める使い魔(ワンワン)を傍にいさせるようにした。
記憶を封じたのは、メイランが家族を失った悲しみから同じ過ちを繰り返さないようにという願いである。
だが呪符の影響で記憶障害になり、新しい記憶を忘れやすくなってしまった。
感情は子供の頃のまま育たないが、悲しむことはなくなり、夢のように楽しい日々が続いている。
楽しい気持ちだけはぼんやりと残っていく。

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